みどり。

この前NOVAのレッスンでちょっと面白い話を聞いたのでエントリー。

今世の中では「エコ」という言葉がブームになっていて、各社が企業の社会的責任を果たすために色々な取り組みをしています。
エコカー、エコポイント、エコ家電など、色々なネーミングでその取り組みをアピールしています。

この一連の環境保護活動のキーワードになっているのが「エコ」というフレーズ。
実はアメリカではもはや使われていない死語だそうです。
アメリカでは70'sに環境への取り組みが注目され、その頃には各社が"Eco"という言葉を使って活動を行っていたんですって。
しかし80'sに入り、経済の活性化、成熟化が進むに従って流行り廃りの流れには逆らえず、皆さんだんだんと"Eco"への取り組みを忘れていってしまったんだそうです。

そんな中やってきた21世紀に入ってからの環境保護ブーム再来!
今回のアメリカでのフレーズは"Eco"ではなく、"Green"。
各社がこぞって争うのは、Green Projectなんだとか。

そんなアメリカ人が日本に来て目にするのはかつて一世を風靡した時代遅れワードのエコ。
アメリカ人からすると、古臭い感じでいっぱいらしいです。
今の日本の取り組みを表するならば、グリーンカーであり、グリーンポイントであり、グリーン家電なんですって!

確かにエコというと、節約的なイメージがする一方で、グリーンという言葉の響きは環境や自然に直結しますよね。
まあ完全に取ってつけた感は否めませんが汗w

誰が使い始めたフレーズか知りませんが、言葉一つ取ってもその時代を表すと言うのはよくある話。
いつまでも昔取った杵柄にしがみついているのではなく、常に時代の流れにはアンテナを張っていたいものですね。


Sent from my iPad