Apple=SoftBank?

iPadを使い始めて早数週間。
会社で堂々と出してスケジュール管理をし、社外での打ち合わせではリアルタイムに議事録を作ってメールに起こして転送共有なんてこともするようになりました。
これによって仕事の能率が劇的に上がったかと言えば、正直大差はありません。
それでも、自分の仕事の中にiPadを取り込もうとすることで、より簡潔に、ITベースで仕事に取り組もうとする意識が働くようになりました。
この意識が定着し、iPad用のアプリに対する見地が広がれば、社内で一般化されている仕事のやり方とは一線を画した仕事術が身に付く…ことを目指してますw
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社内でも僕がiPadを使って仕事をしようとしていることを温かく見守ってくれている人が多く(無関心な人もいますが。。。w)、何かやっていると面白半分で覗いてきます。
しかしその一方で、その逆に思っている人もいるわけで、今日ふと言われたのは、社外の人がいる場でiPadを使おうとしたら、「そんなのだしちゃダメだよ」と言うのです。
深くは言われなかったのでその場は流しましたが、きっとその人が言いたかったのは、「KDDIの社員がソフトバンクから出ているiPadなんて使っていたら説得力がないじゃない」ということだと思うのです。
でも僕が使っているのはもちろんWi-Fiモデル。
3G回線なし。
何もやましいことはありません。
その人も通信業界に身を置く人ですから、iPadWi-Fiがあることも知っているはず。
それでもやはりiPadソフトバンクのカテゴリーに入っているという意識があるのでしょう。
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iPhoneが日本に導入されて以来、ソフトバンクは販売構成比で8割以上(だと思う)をiPhoneが占めていて、また会社としてもiPhoneの訴求に特化してきました。
社長自らiPhoneの宣伝を買って出ているし、iPhoneに対するツイートにもApple以上に過剰な反応を見せています。
これによって、もちろんiPadソフトバンクの3G回線モデルを提供しているという事実以上に、「Appleの移動体製品はソフトバンクの専売特許ですよ」というイメージを定着させてきているように感じませんか?
きっとAppleが落ち込む時期に来たら、きっとソフトバンクも一緒に沈没してしまうリスクはあると思いますが、今は企業としての時価総額MicroSoftを超えたとも言われるくらいAppleの波が来ている時代。
ソフトバンクの企業イメージも比例して上がってくるのはある意味必然じゃないかと思います。
もともとイメージ戦略の非常にうまいソフトバンク
誤解を恐れずに言えば、自分の企業の独立的なプライドを捨て、良いものを積極的に取り込んで世の中に普及させていこうとすることで、人のイメージを自分のイメージにすり替える事に成功していると言えます。
これが良いことか悪いことかは別として、今の時代にはきっとプラスに働いているでしょう。
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もともとこんな結論にしようと書き出した訳ではなかったけれど、結果として書いているうちに自分で盛り上がってしまいましたw
こういう楽しみ方もありますね。



post script
今回のエントリーでは「iPad」という単語を日本語入力から変換しましたが、iPadの予測変換は毎回「イパーイ」www
たまりません。


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